リスのプラスチック

News

2012年3月21日

展示会

世界フォーラム「ITR2012」にてバイオパッケージングを世界に発信

平成24年3月21日
リスパック株式会社

NatureWorks LLC主催の世界フォーラム
「Innovation Takes Root 2012」にて
当社がバイオパッケージング戦略の実績と
今後の成長性を世界に発信

リスパック株式会社(本社:岐阜県岐阜市)は、2005年に、ポリ衛協から我が国初の「ポリ乳酸性真空形品第一号」の認定を受け、日本一の食品バイオ容器企業を目指して積極展開してまいりましたが、この度、植物由来のポリ乳酸食品容器の開発に関わる先見性と功績を評価され、2006年より当社と戦略提携をしております米国NatureWorks LLC(ネイチャーワークス社)が主催する世界フォーラム「Innovation Takes Root 2012」にてそのゲストスピーカーとして、当社のバイオパッケージ戦略の実績と今後の成長性について発表をいたしましたのでお知らせいたします。

 

 

1.Innovation Takes Root 2012の概要
このフォーラムは、約1年半毎にネイチャーワークス社が主催し、下記の日程で3 日間に渡り開催され、インジオ(TM)(ネイチャーワークス社が製造するポリ乳酸樹脂のブランド名)やバイオポリマーからつくられる環境イノベーション製品において、技術、開発、商業化、マーケティングなどの幅広いテーマを網羅したフォーラムであります。基調講演やパネルディスカッション及びブースによる展示に加え、ゲストスピーカーとして招待を受けた各企業によるバイオポリマーに関わる発表が並行して行われました。当フォーラムの出席者は300人以上、企業別では177社(うち日本企業は当社を含め約20社)、国別では21カ国が参加いたしました。

 

 

日時:2012年2月20日(月)~22日(水)
会場:アメリカフロリダ州オーランド Omni Orlando Resort
 
2.当社発表の概要
題名:「Bio-packaging strategy in Risupack
(リスパックのバイオパッケージング戦略)」
内容:(1)
(2)

(3)
当社の企業概要
当社のPLA製品事業の現況
■過去の経緯、販売戦略、販売推移、販売シェア、採用事例等
当社のバイオパッケージ戦略の課題と将来ビジョン
■現状の問題点と今後の課題
発表時間:約30分
発表者:当社常務取締役営業本部長 大松栄太

この発表後、参加者から、当社が世界のポリ乳酸食品容器メーカーの中で最先端企業のひとつであるという高い評価を受けることとなりました。また、この発表を通じて、日本でのポリ乳酸食品容器の現状と将来性についても、世界中の関係者に広く認知され、今後は、ポリ乳酸食品容器分野における世界レベルでのさらなる成長発展が図られるものとネイチャーワークス社をはじめ、多くの関係者が期待しております。


3.バイオプラスチック食品容器の将来性
バイオプラスチック食品容器市場については、年々拡大をしており、現在の日本の販売トン数は約3200トンであり、ネイチャーワークス社のアジアでの新たな事業展開の計画など、新たな発展段階の入り口に来ております。

現在、日本では東日本大震災や原発問題を契機に、エネルギーや環境問題等についての意識が急激に変化しており、今後、再生可能エネルギーを使用した脱石油の動きがますます加速されるものと思われます。世界的な課題となっております持続可能性社会の構築に向け、当社はネイチャーワークス社とともに、今後のバイオプラスチック食品容器市場の創造、開発ならびに成長発展を図ると共に、その最先端に立つトップ企業として、今後も一段と貢献していく所存であります。

 

<発表風景とフォーラムの様子>

 

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以上