ブックタイトルRISUPACK TOTAL CATALOG 2016

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概要

RISUPACK TOTAL CATALOG 2016

各樹脂ごとの取扱上の注意とPLマークについてプラスチックにはさまざまな種類があり、その種類により性質がことなっています。リスパックでは用途にあわせ材質を選定し商品化しておりますが、私どもが意図しない用途に使用されることがあるかもしれません。まちがった使い方を防止していただくためにも、各樹脂の特徴をよくご理解下さるようお願い申し上げます。リスパック包装容器の安全性を証明する当社表示ポリオレフィン等の衛生協議会の規制基準と、食品衛生法・厚生省告示第370号による規制に適合しています。リスパックではF-19という会員番号とともにPLマークが衛生安全のマークとして容器の裏側に刻印してあります。これはポリオレフィン等衛生協議会が定めた業界自主規制基準合格の印です。また成形品は、食品衛生法に基づく昭和34年12月厚生省告示370号による規格基準試験を行い、合格したものが製品として出荷されています。!リスパック製品の共通取扱い注意事項1●揚げたてのフライなど熱い物を入れないで下さい。2●火気から離して取り扱って下さい。3●容器の縁で指先等を切る事がありますのでご注意下さい。4●容器を強く押さえないで下さい。5●容器の再利用や、他の用途への転用はしないで下さい。6●直射日光を避け、高温・多湿の場所に保管しないで下さい。7●袋が破損したまま保存しないで下さい。●開封後は、密封できるポリ袋等に入れて埃等の異物や虫が入らないよう密閉状態で保管して下さい。8●保管時は高く積まないで下さい。9●製品廃棄は法令に従って行って下さい。生分解プラスチックの定義使用中は通常のプラスチックと同様に使え、使用後は自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、自然に還るプラスチックのことです。ポリ乳酸の分解過程生分解プラスチックの特徴焼却しても有毒ガスやダイオキシンが発生せず、また燃焼カロリーが低いために、焼却炉への影響や二酸化炭素の発生量が少ない素材です。またコンポスト化することで分解が進み、ゴミの減容につながります。実際に実験してみましたポリ乳酸は2段階で分解します(1加水分解→2微生物分解)ポリ乳酸加水分解Poly Lactic Acid(PLA)CH3|(O-CH-CO)n分解条件高温高湿(例えば60℃、90%)加水分解前3日後5日後低分子水[H2O]二酸化炭素[CO2]微生物分解10日後15日後温度70℃、湿度90%での加水分解の過程です。ポリ乳酸は特定の条件で分解するため、ポイ捨てはいけません。10